2018年2月号
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リード 2016年4月に「かかりつけ薬剤師」制度が導入され、同年10月からは「健康サポート薬局」の届け出がスタートするなど、国民の健康に寄与する薬剤師の役割に期待が集まっています。今後の薬局と薬剤師に求められる業務の意義とは?
潰瘍性大腸炎慢性は20歳代をピークに、小児から中高年世代にもみられる炎症性腸疾患 です。潰瘍性大腸炎の根本治療はないが、薬物療法の進歩で患者のQOLは大幅に改善した。長期寛解維持のポイントについて解説します。
服薬アドヒアランスの低下が多くの症例で疾患増悪の原因となっています。患者のアドヒアランス低下を防ぐための服薬指導の工夫とは?
坐骨神経痛とは、お尻から太ももの後ろなど、下腿の外側ないし後ろに交差する坐骨神経に沿って発生するしびれや痛みなどの症状を指します。今回は坐骨神経痛について、日本赤十字社医療センター副院長の久野木順一氏に解説していただきました。
新規緑内障患者に対してアンケートを実施し、結果に応じた点眼指導を実施することで初回脱落率の低下を導いた阪神調剤薬局。アンケートを実施したことで、薬剤師、患者双方に起こった変化とは?
国は2025年に向けて、地域包括ケアシステムの構築を推進しています。診療報酬・介護報酬の同時改定で日本の医療・介護は大きく変わろうとしているなか、生き残りをかけた施設経営戦略とは?
1日の睡眠時間については、個人差が大きいことが知られています。知らぬ間に心身に負担がかかる「潜在的睡眠不足」とは?
外国の患者さんが来局した際に知っておきたい基本的な会話を紹介する本シリーズ。今回は妊婦へのOTCの販売について。「このお薬はお腹の赤ちゃんにも安全です」これを英語で言うと!?
2018年1月号
日本人の死因第1位はがんです。がんの発症原因についてはまだ分からないことが多く、女性に多いがん、あるいは少ないがんなどの性差が生まれる背景として、女性ホルモンが関与していると考えられています。
がん患者のADL、QOLがここまでよくなった背景にはチーム医療による緩和ケアの充実がある。がんと診断された時から始まる緩和ケアにおいて患者の心を開くコミュニケーションとは?
緩和ケアでは患者の声に耳を傾け、不安な気持ちを和らげたり、医療者同士の意思疎通を図ることも重要な役目です。薬剤師に期待される服薬指導のポイントとは?
高齢化に伴う在宅医療の進展とともに、在宅患者さんを支えるための薬剤師の役割も広がっています。株式会社フロンティアファーマシーの前田桂吾氏に薬剤師が在宅医療に携わるうえで注意したい点についてお話ししていただきました。
高血圧は、「サイレントキラー」といわれるように、多くの場合、自覚症状がないまま進行して動脈硬化性疾患を発症し、死に至ることもある疾患です。今回は、労働者健康安全機構横浜労災病院院長の梅村敏氏に、高血圧緊急症について解説していただきました。
薬剤師の在宅訪問は、国が進める地域包括ケアシステムにおいても、在宅患者を支える重要な役割として期待されています。在宅訪問において必要な基本的知識を解説していきます。
抗がん剤の注射薬について、単回使用のバイアルを複数回使用する「薬剤バイアル最適化(Drug Vial Optimization :DVO)」の導入に取り組む病院が増えています。
学会発表、多職種カンファレンス、患者教育など、医療者はさまざまな場でプレゼンテーション能力が求められます。プレゼンテーションは、ただ単に資料を説明することではありません。プレゼンテーションの目的とは?
今後、かかりつけ薬剤師が地域住民への健康サポート機能を発揮するために必要とされる能力や取組みとは?超高齢社会における薬剤師の役割についてさまざまな意見が交わされた第50回日本薬剤師会学術大会の模様をお届けします。
2017年12月号
長引く咳の原因と対応について、最新情報も含めて、筑波大学医学医療系臨床医学域呼吸器内科教授の檜澤伸之氏に解説していただきました。
国立がん研究センターが発表した2008年のがん5年生存率をみると膵臓は9.9%と低く、予後不良ながんである。切除不能進行がんが多い膵がんでは化学療法の役割が大きく、近年は多剤併用療法のFOLFIRINOX療法やゲムシタビン+ナブパクリタキセル併用療法の有用性が示されつつあります。
予後不良ながんである膵がん治療における薬剤師の役割を交易財団法人がん研究会がん研究明病院薬剤部薬剤部長の濱敏弘氏とがん専門薬剤師の鈴木亘氏にお聞きした。
特定の香りを嗅ぐことで、その香りに結びついている記憶が呼び起こされる現象を「ブルースと効果」と呼びます。香りが記憶と強く関係する理由は、資格などの他の感覚と異なり、嗅覚が独特の経路をたどって脳の中で感知されているためです。
厚生労働省は、「情報通信機器(ICT)を用いた死亡診断等の取扱いについて」の通知を出し、ガイドラインを公表しました。これにより、看護師が医師の指示を受けながら、タブレット端末のテレビ電話などを通じて死亡確認し、死亡診断書を代筆できるようになります。
女性ホルモンの減少とゆらぎが原因でさまざまな不調が出現する女性の更年期。いわゆる不定愁訴といわれがちな更年期症状には別の病気が隠れていることもあり、その鑑別には受診が必須です。
外国の患者さんが来局した際に知っておきたい基本的な会話を紹介する本シリーズ。今回は医療用麻薬について。「痛みを緩和するお薬です。」これを英語で言うと!?
2024年10月から始まる「長期収載品の選定療養」。「患者に特別負担」とは、言い換えれば「薬剤料の一部が医療保険外(自費)になる」ということ。患者の負担金額が大きく増える可能性があります。今回は、選定療養の対象や、処方された場合の対応など、特に多い質問に回答します。
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