2024年4月号
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慢性腎臓病は、糖尿病や高血圧など様々な原因疾患により腎臓の構造や機能が低下した状態です。原疾患に対する治療とともに、腎保護作用により腎機能低下を抑制するための治療と、腎機能低下に伴い出現する症状に対する治療が行われますが、腎障害が進行し末期腎不全に至ると腎臓の機能を代替するために透析療法などを行う必要があります。
栄養状態が治療の成果に大きく影響を及ぼすことは広く認知されており、在宅栄養管理についての知識を持った薬剤師が多職種連携に関わることで、治療効果の向上が期待できます。2024年度の診療報酬改定でも、薬局の在宅医療へのより一層の注力に対する期待がみえるなか、在宅栄養管理のポイントを紹介します。
公益財団法人 日本医療機能評価機構が薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業にて発行している「共有すべき事例」を参考に、事例の概要と関係する薬剤のポイントを中心にサクッと読めるようファーマスタイル編集部が作成、紹介しております。
2024年3月号
2024年2月号特集「薬剤耐性対策 抗菌薬による治療を失ってはいけない」に続き、AMR対策の実践編を特集します。AMR対策の基本的な考え方や現場での対応について、国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院総合感染症科 医長の早川 佳代子氏に解説していただきました。
今回は、株式会社アクシス主催「2024調剤報酬改定を読み解く これからどうなる?薬局経営~効率的な薬局経営に必要な考え方~」より、東京薬科大学薬学部生化学研究室客員准教授の巣山貴裕氏による、短冊資料をもとにした調剤報酬改定のポイントなどを紹介します。
蕁麻疹は、膨疹すなわち紅斑を伴う一過性、限局性の浮腫が病的に出没する疾患で、多くは痒みを伴うがチクチクとした痒みに似た感じや焼けるような感じを伴うこともあります。この記事では、特発性蕁麻疹の特徴から、基本的な治療の流れが確認できます。
2024年2月号
薬剤耐性菌による感染症の増加はサイレントパンデミックとも称され世界的にも対策が急がれるなか、AMR臨床リファレンスセンターの都築慎也氏に、AMRの現状や将来に向けた対策についてお話を伺いました。
2013年の薬事法改正によって設置された「要指導医薬品」。医薬品を巡る状況は大きく変化し、要指導医薬品のあり方にも変化が求められています。今回は、2023年2月より開催された厚生労働省の「医薬品の販売制度に関する検討会」で議論された内容を中心にご紹介します。
厚生労働省は2024年1月26日、新有効成分含有医薬品として低亜鉛血症治療薬「ジンタス錠 25mg・50mg」が承認されました。「低亜鉛血症」は血清亜鉛値が低下し、体内の亜鉛が不足した状態です。この亜鉛欠乏の原因から、発症機序と種類、治療法についてまとめました。
2024年10月スタートの「長期収載品の選定療養」。患者さんへの説明時「長期収載品を選ぶといくら患者負担が増えるのか」は必要情報になります。薬局スタッフとしても選定療養の計算方法についてある程度は把握しておいた方が患者対応もスムーズになります。今回は、長期収載品の選定療養費の具体的な計算方法についてです。
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