2017年7月号
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脳梗塞は脳卒中全体の薬75%を占めます。今特集では、脳梗塞の兆候、急性期の治療・リハビリ、再発予防など、発症前後の大綱を中心に、山王病院・山王メディカルセンター脳血管センター長で国際医療福祉大学教授の内山真一郎氏に解説して頂きました。
日本人の死因の第3位を占める肺がんは、高齢者の早期発見・治療の機会を逸しやすく、重症化する可能性が高い疾患です。埼玉医科大学感染症科・感染制御科教授の前﨑繁文氏に高齢者の肺炎診療の難しさや抗菌薬の使い方を解説頂きました。
肺炎の治療では薬剤の適正使用が重要であり、薬剤師の介入が欠かせません。埼玉医科大学病院薬剤部の永野浩之氏に、服薬指導のポイントを解説して頂きました。
毎年、夏に流行する代表的な小児のかぜに、咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、ヘルパンギーナがあります。3つの夏かぜについて、原因ウイルスの特徴や症状に合わせた治療のポイントを、調布小児科医会会長の佐々木伸彦氏に解説していただきました。
映画では、全長数mの巨大昆虫が人を襲うシーンがよく見られます。しかし、昆虫が巨大化の際に新たな能力を身につけず、小さい体が単に大きくなっただけなら、恐れることはありません。なぜなら、その巨大昆虫は動くことができないからです。
うつ傾向の状態を放置して症状が悪化したり、治療が長期化したりするのを防ぐためには早期発見・治療が重要です。2017年5月17日に開催されたプレスセミナー「伝えたい 身体や精神の不調、ひとくくりにできないうつ症状」では、うつ病の早期スクリーニングを目指す専門医と一般内科医がその取り組みについて講演しました。
第7回アストラゼネカ・オンコロジーサイエンス・メディアセミナーが2017年5月11日、東京都内で開催され、「日本における遺伝性乳がん・卵巣がん(HBOC)とそのアンメットニーズ」をテーマに、慶應義塾大学医学部産婦人科学教室教授の青木大輔氏が日本における遺伝性乳がん・卵巣がんの状況や遺伝子検査の内容、卵巣がんの治療法を解説しました。
外国の患者さんが来局した際に知っておきたい基本的な会話を紹介する本シリーズ。今回は睡眠薬について。「寝つきをよくするお薬です。」これを英語で言うと!?
2017年6月号
不整脈は、日常生活に支障がなく治療の必要がないものから、心不全や脳塞栓など合併症の原因になるもの、突然死の引き金になるものまで、症状も生命予後に与える影響もさまざまです。不整脈の病態や、治療の動向などについて、昭和大学病院副院長の小林洋一氏に解説していただきました。
日本ではおよそ100万人がうつ病や双極性障害の治療を受けているといわれています。気分の落ち込みに苦しみながらも治療を受けていない人を含めればかなりの数に達することが想像できます。日本うつ病学会の設立(2004年)に関わった、日本うつ病センター副理事長の野村総一郎氏にうつ病診療のポイント、薬剤師の関わり方などについて解説していただいた。
うつ病の治療で最も重要なことは重症化による自殺の防止で、そのためには丁寧な治療と服薬指導が重要になります。アップル薬局六番町店の和田幸子氏から、うつ病患者の服薬指導のポイントを示していただいた。
三叉神経痛は血管が三叉神経を圧迫するのが原因で、食事や洗顔、化粧、ひげ剃りなどの日常生活の動作で顔に強い痛みが走ります。三叉神経痛の治療には薬物治療、神経ブロック、定位放射線(ガンマナイフ)、手術という選択肢があります。
赤ちゃんが泣く回数や時間は、国によって大きな違いがみられるようです。英国、イタリア、オランダ、ドイツ、デンマーク、日本、米国、カナダなどの赤ちゃん8690人のデータをもとに、Dieter Wolke氏らが分析して報告しています。
病気の人が健康食品を利用する機会も増えていますが、患者さんが主治医や薬剤師に相談せずに利用することで、思わぬ健康被害が生じる危険性があります。本稿では、薬剤師としての健康食品との上手な付き合い方について解説します。
日本薬学会第137年会が2017年3月24日から27日まで宮城県仙台市で開催されました。「復興と発展、薬学の未来へ」のテーマのもと、創薬から医療まで幅広い分野の最新の研究成果が報告されました。その中から4つのシンポジウムをレポートします。
外国の患者さんが来局した際に知っておきたい基本的な会話を紹介する本シリーズ。今回はOTC薬(第1類医薬品)について。「この薬は薬剤師の説明が必要です。」これを英語で言うと!?
2017年5月号
乳がんのサブタイプとは何か、サブタイプごとの治療戦略、今後の課題など、乳がんの「薬物療法の今」を、聖路加国際病院乳腺外科医長の林直輝氏に解説していただきました。
皮膚悪性腫瘍でも比較的患者数の多い悪性黒色腫(メラノーマ)、有棘細胞がん、基底細胞がん、乳房外パジェット病を取り上げ、国立がん研究センター中央病院皮膚腫瘍科の並川健二郎氏にそれぞれの特徴や鑑別診断のポイント、治療戦略などを解説していただきました。
「肩が痛くて腕が上がらない」。そう訴えると「年のせい」と決めつけられてしまうことが多い五十肩。自然に治る場合もありますが、まずは受診が肝心です。今回は東京女子医科大学東医療センター整形外科で専門外来「肩関節外来」を担当している専門医、神戸克明准教授に五十肩について解説していただきました。
耳掃除は気持ちがよく、ついつい耳かきや綿棒を手にしてしまいますが、耳垢の除去は医学的に見て有益なのでしょうか?米国耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会は2017年1月に発表した『Clinical Practice Guideline :Cerumen Impactionにおいて、「過度の耳掃除を行ってはいけない」と強く呼びかけています。
外国の患者さんが来局した際に知っておきたい基本的な会話を紹介する本シリーズ。今回はOTC薬について。「乗り物酔いのお薬をください。」これを英語で言うと!?
いろんな環境で働く薬剤師さんに役立つ情報です。薬局でお仕事をする上での課題やシステム運用など、幅広い視点で考える薬剤師さんを応援。気になる隣の薬局事情などもご紹介しています。
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