2023年11月号
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かつては司法の問題とされていた薬物の乱用ですが、最近では刑事罰に問われず、より手に入りやすい処方薬や市販薬の乱用が増えてきています。市販薬乱用の背景やその実態、乱用頻度が高い市販薬、乱用や依存に至った患者さんとの向き合いかたについて、成瀬暢也氏にお話を伺いました。
がん研究会有明病院の研修「ABCセミナー」の第7回「肝・胆・膵がんの薬物療法」は、800名を超える方が参加しました。今回は、同院薬剤部長の山口正和氏にセミナー開催の背景や研修参加者へのメッセージなどを伺いました。
心房細動の国内患者数は高齢化社会に伴い年々増加していますが、無症状の患者も多く、より多くの患者がいるといわれています。心房細動の概要や治療法、早期発見の重要性などについて解説します。
2023年10月号
自覚症状なく進行する慢性腎臓病(CKD)。成人の8人に1人がCKDといわれています。腎臓の機能低下は不可逆性で、進行すると透析や腎移植などの腎代替療法が必要となる末期腎不全へと進展することから、いかに早期にCKDを捉えて適切な介入を行うかがポイントと言われます。
5種混合ワクチンとは、定期接種となっている百日せき、ジフテリア、破傷風、ポリオ、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib)の5種の感染症を予防するワクチンです。この5種混合ワクチンについて、既存品目との比較や、課題、特徴についてまとめました。
2023年8月18日~20日、第23回JAPANドラッグストアショーが開催されました。ここでは薬剤師業務にも関わる受診勧奨をテーマにした岸田直樹氏による特別講演「セルフケア、セルフメディケーション推進のための臨床推論に基づく受診勧奨への期待」を紹介します。
2023年9月号
小林化工の水虫薬に睡眠薬の成分が混入した問題を発端に発生した医薬品供給不安。現在でも未だ供給不安の状況は続いており、特にジェネリックで薬剤の入手が難しい状況が続いています。
現在までも長引く医薬品供給不安はなぜ起こったのか、その原因と供給不安解消のためにはどのようなことが必要なのでしょうか。「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」のメンバーでもあり医薬品政策に詳しい神奈川県立保健福祉大学教授の坂巻弘之氏にお話を伺いました。
コロナ禍以降、いままで距離や時間の問題で参加が難しかった研修も、Webで受講できるようになったものも多く、研修の選択肢が広がっています。今回は研修認定薬剤師について、Webでも受講でき、認定単位取得可能な研修を一覧にまとめました。
学会カレンダーをWebなどで公表されている情報を元に編集部にてまとめました。(2023年8月29日時点) 参加を検討している方は、学会の開催案内HP等で詳細をご確認ください。
厚生労働省薬事・食品衛生審議会の 8月 2 1日の部会にて、アルツハイマー病の新薬レカネマブの承認が了承されました。適応は「アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の進行抑制」です。アルツハイマー病による軽度認知障害の基準と、軽度認知障害の検査内容と課題をについて解説しております。
2024年10月から始まる「長期収載品の選定療養」。「患者に特別負担」とは、言い換えれば「薬剤料の一部が医療保険外(自費)になる」ということ。患者の負担金額が大きく増える可能性があります。今回は、選定療養の対象や、処方された場合の対応など、特に多い質問に回答します。
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