パーキンソン治療の今
パーキンソン病は手足が震えたり、動作が緩慢になったりするなど、特徴的な運動機能障害が見られる神経変性疾患です。この20年でさまざまな治療薬が開発され、予後は劇的に改善しました。今回は、村田美穂氏にパーキンソン病の早期診断・治療の解説と服薬指導などについて助言していただきました
![パーキンソン治療の今の画像](https://d289nkdymffuw8.cloudfront.net/public/base_cms/image/1956/sum01.jpg?1650265088&w=118)
【肺がん】細胞障害性抗がん剤から分子標的治療薬へ
肺がんは小細胞肺がんと非小細胞肺がんに大別されます。従来のがん治療では手術療法、放射線治療、化学療法が3本柱でしたが、肺がん治療ではこれに免疫療法が加わり、新たなステージに入りました。今回は、肺がんの85%を占める非小細胞肺がんの化学療法に関するアップデートな話題を提供いたします。
![【肺がん】細胞障害性抗がん剤から分子標的治療薬への画像](https://d289nkdymffuw8.cloudfront.net/public/base_cms/image/1961/sum02.jpg?1650272502&w=118)
【肺がん】服薬指導、患者教育で工夫していること
今回は、国立がん研究センター東病院薬剤部の川澄賢司氏には、化学療法の主流ともいえる分子標的治療薬を使用する際に薬剤師が留意すべき点などについて語っていただきました。
![【肺がん】服薬指導、患者教育で工夫していることの画像](https://d289nkdymffuw8.cloudfront.net/public/base_cms/image/1967/sum03.jpg?1650359597&w=118)
ループス腎炎
ループス腎炎は、自己免疫疾患であり国の指定難病であるSLEによって生じる腎疾患です。かつては多くのSLE患者さんがループス腎炎により腎不全となり、長期入院治療で生活や就業を制限されたりしていましたが、近年はステロイドの使用法の進歩や免疫系に働く新薬の登場もあり、薬物療法によるコントロールで安定した寛解維持が望めるようになっています。
![ループス腎炎の画像](https://d289nkdymffuw8.cloudfront.net/public/base_cms/image/1970/sum04.jpg?1650427866&w=118)
手指衛生の法則
感染症を防ぐため、医療従事者にとって手指の消毒は欠かせません。従来、感染症対策としては、石鹸と流水による手洗いが推奨されていましたが、CDCが「手の細菌数減少には、アルコールベースの手指消毒剤が最も効果的である。」と明記したことにより、アルコール手指消毒が高く評価されるようになりました。
![手指衛生の法則の画像](https://d289nkdymffuw8.cloudfront.net/public/base_cms/image/1973/sum05.png?1650429024&w=118)
食物アレルギーの栄養指導
通常、食べ物は異物として認識しない仕組み(経口免疫寛容)が働きますが、その仕組みに問題があったり、消化・吸収機能が未熟だったりすると食べ物を異物として認識してしまい、アレルギー症状が出ます。このアレルギー症状が2臓器以上に出現した状態をアナフィラキシーと呼び、アナフィラキシーショックの前段階であるため適切な対応が必要とされます。
![食物アレルギーの栄養指導の画像](https://d289nkdymffuw8.cloudfront.net/public/base_cms/image/1978/sum06.png?1650435715&w=118)
「守れ腎臓」ふじえだCKDネット 藤枝市立総合病院
藤枝市において、2016年3月、市民のCKDの重症化予防を目的とした地域医療連携の取り組み「守れ腎臓!ふじえだCKDネット」がスタートしました。地域の基幹病院である藤枝市立総合病院、志太医師会、藤枝薬剤師会、そして行政がネットワークを構築し、連携してCKDの予防策を進めています。
![「守れ腎臓」ふじえだCKDネット 藤枝市立総合病院の画像](https://d289nkdymffuw8.cloudfront.net/public/base_cms/image/1989/sum07.png?1650449115&w=118)