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薬剤師注目の医療クイズ10問に挑戦!

2022年9月号
薬剤師注目の医療クイズ10問に挑戦!

Q1 ガスター10を2週間以上継続使用すべきでない理由は?

一般用医薬品の『ガスター10(ファモチジン)』は、2週間を超えて使い続けないように使用制限がされている。この理由として正しいのはどれか。

  • A 薬に依存性があるから。
  • B 肝臓に大きな負担をかける恐れがあるから。
  • C 腎臓に大きな負担をかける恐れがあるから。
  • D 胃がんなどの疾患を見逃す恐れがあるから。
  • E 身体に蓄積するため休薬する必要があるから。

Q2 市販の『ロキソニンS』と医療用の『ロキソニン』、違いは?

OTC医薬品の『ロキソニンS』は、医療用の『ロキソニン』と比べて、製剤上どういった違いがあるか。

  • A 1錠あたりの「ロキソプロフェン」の量が少ない
  • B 有効成分が「アセトアミノフェン」になっている
  • C 解熱鎮痛薬だけでなく、制酸薬も配合されている
  • D 水なしで飲めるように工夫されている
  • E 製剤上の違いはない

Q3 狭心症薬「ニトログリセリン」を飲み込んでしまうと?

『ニトロペン』などの硝酸薬は、舌下において使う必要がありますが、誤って飲み込んでしまった場合、どのような影響が考えられるか。

  • A 効き目はほとんど変わらないが、副作用が出やすくなる
  • B 効き目は1時間以上経ってからでないと現れなくなる
  • C 効き目はほとんど期待できなくなる

Q4 混ぜるとイソバイドシロップが飲みやすくなるのは?

めまいの治療などに用いる『イソバイドシロップ』は、強い酸味と苦味で飲みづらいことで有名です。次のうち、混ぜることで一般的に飲みやすくなるとされているのはどれか。

  • A 野菜ジュース
  • B オレンジジュース
  • C コーヒー
  • D 牛乳
  • E 緑茶

Q5 ハロペリドールの投与が禁忌の疾患は?

次の疾患のうち、抗精神病薬「ハロペリドール」製剤の投与が、添付文書上で禁忌に指定されているのはどれか。

  • A パーキンソン病
  • B アルツハイマー型認知症
  • C レストレスレッグス症候群
  • D 睡眠時無呼吸症候群
  • E 閉塞隅角緑内障

Q6 オメプラゾール錠を砕いてはいけない理由は?

PPIの「オメプラゾール」の錠剤は、噛んだり砕いたりせずに服用する必要がある。その理由は、次のうちどれか。

  • A 有効成分がゆっくり溶け出す徐放性の錠剤であるため
  • B 腸で溶けるように設計された腸溶錠であるため
  • C 有効成分に強烈な苦味と匂いがあるため
  • D 湿気に極めて弱く、すぐに吸湿してしまうため

Q7 ベンザルコニウムを含まない点眼液は?

次の点眼液うち、含水性のソフトコンタクトレンズに吸着する恐れのある、「ベンザルコニウム塩化物」を含まないのはどれか。

  • A アレジオン点眼液0.05%
  • B ケタス点眼液0.01%
  • C パタノール点眼液0.1%
  • D リザベン点眼液0.5%
  • E リボスチン点眼液0.025%

Q8 レルベア100の2回吸入と200の1回吸入で違いは?

ステロイド・β2刺激薬の配合吸入薬である『レルベア』には100と200の規格がある。100を2回吸入する場合と200を1回吸入する場合では、各薬剤の投与量に違いがあるか。

  • A ステロイドの量もβ2刺激薬の量も同じである
  • B ステロイドの量のみ異なる
  • C β2刺激薬の量のみ異なる
  • D ステロイドの量もβ2刺激薬の量も異なる

Q9 卵アレルギーの児、インフルエンザワクチン接種は可能?

インフルエンザワクチンは製造工程で卵を用いるが、卵アレルギーのある小児に接種は可能か。

  • A 可能である
  • B 可能でない
  • C アレルギーの程度による

Q10 レボチロキシンのより効果的な服用タイミングは?

甲状腺機能低下症に用いる「レボチロキシン」は、1日1回で服用する薬であるが、朝と就寝前のどちらで服用するほうが、甲状腺ホルモンのレベルを改善できると報告されているか。

  • A
  • B 就寝前
  • C どちらも差はない





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