大学発「骨と情報の専門家集団」Team BONE始動!!
皆様がお勤めになる薬局にいらっしゃるお客様、そして地域の方々の骨は元気でしょうか?
骨という臓器は、われわれが胎児として生を受けた瞬間から死ぬ瞬間まで、常に変化し続け、体を支え続けています。超高齢化社会では、老年期の骨粗鬆症や骨折が社会問題になっていますが、思春期にどれだけ元気で美しい骨を獲得してお くかが、老年期の骨の運命と健康寿命まで決めるということはあまり知られていません。そこで、この現状を改善することを目的に、順天堂大学附属練馬病院整形外科の坂本優子准教授と私が発起人となり、大学発「骨と情報の専門家集団」TeamBONE(チームボーン)を結成いたしましたので、ご紹介させていただきます!
Team BONEは、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利:SRH/R)をはじめ、全ての人々が若い時期に元気で美しい骨を獲得する知識を持ち、自らの意思と選択によって骨粗鬆症や骨折を予防し、自己実現ができ健康寿命が長い社会を実現するために、「慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム」(代表:村井純 慶應義塾大学教授)の下に設立いたしました。
全ての人々に元気で美しい骨を
eamBONEは大学を拠点に、サイバー空間とフィジカル空間を融合させた「ESD*1(英:Education for SustainableDevelopment)による骨育」を行い、Society 5.0*2の社会の実現、健康寿命の延伸に寄与することを目的としています。具体的な活動としては、子どもたちや大人ひとり一人に向けて、元気で美しい骨をつくる4つのアクション(骨を知る・はかる・変わる・伝える)に繋がる情報提供と教育を行い、「持続可能な元気な骨サイクル社会」を目指します。
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