薬剤師トップ  〉 ファーマスタイル  〉 業界  〉 意識調査  〉 【薬剤師 意識調査】皮膚疾患の服薬指導
check
薬剤師がおさえておきたい注目の記事
【調剤報酬改定2024よくある質問】最初に処方された1回に限り算定って?
意識調査

【薬剤師 意識調査】皮膚疾患の服薬指導

2022年5月号
薬剤師 意識調査 皮膚疾患の服薬指導の画像

皮膚疾患の服薬指導に関して薬剤師がどのような課題を感じ、対応しているかを医療従事者専用サイト「m3.com」の薬剤師会員にアンケート調査を実施しました。

対象者 「m3.com」薬剤師会員
調査方法 インターネット調査
調査期間 2022年4月4日 〜2022年4月10日
回答者 283人

Q1.皮膚疾患の服薬指導で課題に感じること

皮膚疾患の服薬指導では患者さんの外用薬の正しい塗布、処方箋からの皮膚疾患の特定、患者さんのステロイドへの不安を課題に感じている声が多く挙がりました。

Q1.皮膚疾患の服薬指導で課題に感じることの画像

その他回答

  • 処方医の意図が不明なケースあり。
  • 細かい使用部位など聞きにくい事が多い。
  • 後発切り替えでの外用剤効果の懸念。
  • そもそもその処方が必要なのかどうか疑問に思うことがある。市販のムヒやオロナインで処置できると思う症状まで処方する必要はない。
  • 脊椎関節炎等見たことある人がいない。
  • 医師の考えと同じ使用方法で説明出来ているか不安になる事がある。
  • 継続受診してくれないので、適切な指導ができていない。
  • 冬季の老人性乾皮症でのステロイドの乱用。
  • 医師からも他薬局でも第2世代の抗ヒス剤の作用機序を説明されていない方が多いことに驚く。

Q2.服薬指導の課題に対して、実施している対策(患者さんへのアドバイス等)がありましたら教えてください。

ステロイドへの不安への対策

  • まず患者さんからの症状ききとりから、先生からご診断病名頂いているか聞き取り、曖昧なときはいくつか予想で病名予測していく。
    原因についても、ご本人と先生との整合性確認。
    ステロイド、保湿などは実際に自分に塗布量や塗り方を見せることもある。
    1ftuやテカリ、ティッシュが張り付く程度など説明、塗布と塗擦も意識して説明。
    眠剤との併用やコンプライアンスなどは気になるときは服薬フォローアップを行う。

この記事の関連キーワード

この記事の冊子

特集

歯周病を知る

国民の8割が罹っているともいわれる歯周病。近年、歯周病と全身疾患が相互に影響を及ぼしていることが明らかになってきました。しかし、歯科と医科の連携は十分とはいえません。 プライマリーケアの最前線で患者の健康を支える薬剤師に、歯科から期待が寄せられています。

歯周病を知るの画像
特集

薬剤師による歯科と医科の橋渡し

口腔ケアの目的は歯周病や齲歯の予防だけでなく、全身疾患の予防や重症化防止まで広がっており、プライマリーケアにおける薬剤師の役割に期待が高まっています。

薬剤師による歯科と医科の橋渡しの画像
Special Report

薬局の物販戦略【第1回】薬局物販の基礎固め

生活習慣や健康上の課題に対して処方薬以外の提案や、未病へのアプローチなど薬局に求められる役割が広がっています。そこで物販への挑戦を考える薬局も多いのではないでしょうか。今回は、調剤薬局に向けて物販のあり方・取り組み方法などの講演を実施している株式会社YRK andの森本 和也氏に薬局物販のポイントについてお話しいただきました。

薬局の物販戦略【第1回】薬局物販の基礎固めの画像
意識調査

【薬剤師 意識調査】皮膚疾患の服薬指導

皮膚疾患の服薬指導に関して薬剤師がどのような課題を感じ、対応しているかを医療従事者専用サイト「m3.com」の薬剤師会員にアンケート調査を実施しました。

【薬剤師 意識調査】皮膚疾患の服薬指導の画像
カフェ

「歯磨き時の口腔ケア用品の選択」 ファーマスタイルカフェVol.12

もはや国民病ともいえる「歯周病」。歯肉出血を有する人の割合は15歳以上で30%を超え、若年期から歯周病予防を行うことが今後さらに求められます。今回のファーマスタイルカフェでは、歯磨きに用いる主な口腔ケア用品の選択と使用時のポイントをご紹介しております。

「歯磨き時の口腔ケア用品の選択」 ファーマスタイルカフェVol.12の画像
特集クイズ

歯周病|答えて学ぼう特集クイズ

特集「歯周病を知る」について正しく理解できていますか?クイズで確認してみましょう。

歯周病|答えて学ぼう特集クイズの画像

この記事の関連記事

人気記事ランキング