2024年9月号
冊子のダウンロード
小児期の薬物療法に難しさを感じる薬剤師も多いのではないでしょうか。薬用量や、出現する副作用の把握、スムーズに薬を服用させる方法など、小児ではきめ細かい対応が必要となります。小児薬物療法認定薬剤師の松本康弘氏に小児の薬物療法と服薬指導のポイントについて解説いただきました。
2024年10月1日より始まる長期収載品に関する選定療養費制度。2024年3月末の厚生労働省からの通知以降、対象品目や計算方法、患者向け案内など様々な情報が示され、対応の準備を急がれています。今回は、YouTubeチャンネルで、薬局に関わる全ての方に役立つ情報を日々発信する運営者 てっちゃん氏に、当制度の要点とよくある疑問点などを伺いました。
日本では、現在の診療体制では医療従事者や病床数が不足し対応しきれなくなる“心不全パンデミック”の発生が危惧されています。オムロンヘルスケア株式会社と京都府立医科大学は、共同でICTを活用した実証調査を開始しました。同社は7月24日、京都市内で記者発表会を開催し、プロジェクトの責任者である同大学大学院医学研究科循環器内科学・腎臓内科学教授の的場聖明氏が「在宅における心不全ICTモニタリングプロジェクト」について講演しました。
2024年8月号
不眠症に対して処方される睡眠薬は多岐にわたり、薬剤師にとって薬剤選択の基準がわかりにくいのが現状です。今回は、国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 睡眠・覚醒障害研究部 室長 吉池卓也氏に、本邦における国民の睡眠の状況や不眠のリスク、不眠症に対する認知行動療法や睡眠薬の使い分けなどについて解説していただきました。
緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業(厚生労働省医薬局医薬品審査管理課委託事業)として、薬局における緊急避妊薬の試験販売が2023年11月から開始されました。Part1では、2024年5月10日に厚生労働省が公開した当調査事業の令和5年度 結果報告書の内容をお伝えします。
「緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクト(緊急避妊薬を薬局でプロジェクト)」は、2024年6月10日「誰一人取り残さないSRHR実現のために 緊急避妊薬の薬局試験販売の課題と展望を考える院内勉強会」を開催。当勉強会で提起された当調査事業および緊急避妊薬に関する現状の課題を示し、今後の道筋を考えます。
2024年7月号
近年の猛烈な暑さにより、死亡者数も増加している熱中症。労作性の熱中症だけでなく、人口の高齢化や孤立が進むなか、周囲に気づかれないうちに徐々に状態が悪化している高齢者の熱中症も問題となっています。熱中症の動向やリスク、適切な予防や対処の考え方やその実践について解説しております。
薬薬連携のなかで、トレーシングレポート(TR)活用の意義は大きい。東京都江東区豊洲にある昭和大学江東豊洲病院とその周辺の保険薬局では、TRを円滑に運用するために体制を構築し、積極的な情報発信と共有、さらに協働して病院・薬局薬剤師が技能を向上させる取り組みを行っている。
(公財)日本医療機能評価機構が薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業にて発行している「共有すべき事例」を参考に、サクッと読めるようファーマスタイル編集部が作成、紹介しています。今回はスーグラ錠の手術前の服用休止と、ビラノア錠の「空腹時」服用タイミングについての事例紹介です。
調剤薬局は診療報酬、薬価の改定による売上の減少、薬剤師不足などの課題を抱えながら、かかりつけ薬局としてサービスの多様化が求められるなか、業務効率化を目指したDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいます。
薬剤師注目の医療クイズ10問に挑戦!
26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。
m3.com会員としてログインする
m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。
Followon Facebook
Followon Twitter