2025年10月号
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)は主に喫煙を原因とする進行性の呼吸器疾患であり、推定患者数は多いものの、疾患に対する認知度の低さが早期発見や治療介入における課題となっています。今回、佐賀大学医学部附属病院呼吸器内科 診療科長・診療教授の髙橋浩一郎先生に、COPDの症状や診断、吸入薬を中心とした薬物療法の治療戦略、吸入指導における薬剤師との連携の取り組みなどについてお話を伺いました。
2025年9月号
日本では高齢化の進行に伴い心不全患者が増加しており、2030年には130万人に達するという推計もあります。心不全マネジメントにおいては、発症予防や再入院予防を柱とした、継続的かつ多職種連携による支援が重視されるようになり、2025年3月には日本の心不全診療ガイドラインも全面的に改訂されました。そこで今回は、改訂された心不全診療ガイドラインの要点、心不全薬物治療の変化、心不全のマネジメントにおいて薬剤師が担う役割などについて、独立行政法人国立病院機構 福岡病院 循環器内科 医長の絹川真太郎氏に解説いただきました。
2025年8月号
本邦における認知症の患者数は2025年に約472万人、2060年には約645万人に達すると推測されており、患者さんやその家族のみならず、社会全体に対する影響は深刻さを増しています。そうした中、認知症治療は大きな転換期を迎え、従来の対症療法に加えてアルツハイマー病の病態に働きかける疾患修飾薬が登場しました。今回の特集では、認知症治療の最前線で活躍している東京都健康長寿医療センター 脳神経内科医長の井原涼子氏に、認知症として最も多いアルツハイマー型認知症に対する薬物療法の現状と課題、今後の展望についてお話いただきました。
「ジルチアゼムの代替薬がベニジピンだったり、アムロジピンだったり、ニフェジピンだったり患者により、また医師により切り替え薬が異なります。どのように使い分けされていますか」について医師が回答します。
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