コロナ禍以降、いままで距離や時間の問題で参加が難しかった研修も、Webで受講できるようになったものも多く、研修の選択肢が広がっています。今回は研修認定薬剤師について、Webでも受講でき、認定単位取得可能な研修を一覧にまとめました。
m3.com認定薬剤師ナビ
認定薬剤師に資格取得・更新に必要な単位を取得できる研修をプロバイダ横断で検索できます。
認定薬剤師ナビ
※会員登録すれば、すべての口コミを参照できます（検索のみは登録不要）
研修認定薬剤師の単位取得には、薬剤師認定制度認証機構（CPC）の認証を受けた団体（プロバイダ）が提供する研修を受講する必要があります（2023年8月現在、G01～G27および特定領域のP01～P06と付番された33団体が認証）。
研修は、以前はほぼ現地参加型の開催形式でしたが、現在はWeb開催型も多くなりました。Web開催でも講演をライブで聴講し、質疑応答やグループワークなどもあるもの（ライブ配信）もあれば、録画した講演を自分の見たい時に聴講するもの（アーカイブ/オンデマンド配信）もあります。自身の学習方法やライフスタイルにあった研修を探してみましょう。
以下はおもに地方薬剤師会や大学関係を除き、ライブ配信型の研修を定期的に提供している団体を取り上げました。
日本薬剤師研修センター（G01）
日本薬剤師研修センター主催の研修会のほかに、当センターに登録された団体が数多くの研修を提供しています。
当センター登録団体の概要や研修情報等をいくつかご紹介します。
研修スケジュールは1〜2週間ごとに更新されるので、定期的にチェックしてみてください。
（注）当センター登録団体が実施している研修でも認定単位の出ないものもあるので、詳細は各研修案内等を必ず確認すること。
登録団体のスケジュール等はこちら https://jpec.or.jp/kenshu/jyukou/kenshunintei_todoufuken.html
- 女性の健康に関わる研修を中心に、在宅医療・介護・緩和ケア・グリーフケア等に関わる女性の健康支援や骨粗しょう症に関する研修も開催
- 単位の有無や取得できる単位の種類に注意
会員1,300円／1単位、
非会員1,800円／1単位
9/22薬剤師のための性差医療・性差医学・ジェンダードイノベーション、
9/25コグニティブケア研修会 認知症サポーター熟練塾
- がんの認定資格を持つ薬剤師が講師として、各種がんの薬物療法や副作用・支持療法等に関する研修を実施
- おもに連携薬局薬剤師、初学者〜中級者の薬剤師や薬学⽣向け
- 毎月第２水曜 18：00～19：30開催
無料
10/11肝・胆・膵がんの薬物療法、
11/8食道がんの薬物療法、
12/13泌尿器がんの薬物療法
- 会員制ではなく、受講しやすい料金で提供（無料～500円／回程度）
- 1ヶ月に数回開催するため受講の都合を合わせやすい
- 講義によっては朝開講（おもに日曜）するものもある
無料～500円／1単位
9/14薬局業務向上セミナー：医師と薬剤師で取り組むポリファーマシー対策（1）
- 薬剤師研修、交流会を主な活動とし、医療関係者のほか一般の方々にも薬剤師の役割を知ってもらう活動を実施
- 薬学生参加可の研修あり（学生料金あり）
単位なし1,100円、
単位あり2,200円／１単位、会員料金あり
9/13健康サポートができる薬剤師になるための、目的別で考えるサプリメントの選び方
