2023年10月号読者アンケートでお伺いした「受診勧奨」に関するご回答を紹介します。
受診勧奨をしたケース
副作用の疑い
- 薬を飲んだら足が腫れてきた（三重県/Mさん）
- 症状から副作用として間質性肺炎を疑ったため受診勧奨した（兵庫県/Hさん）
上記のような症状がみられた場合など、副作用を疑った際に受診勧奨するといった回答が多くみられました。
消化器関連
- 下痢が続くとの事で、大腸肛門科を勧めたところ癌と分かった（東京都/Iさん）
- 胃の痛みが胃薬で改善しないという方。痛みの状態などから心疾患の疑いもあったので受診するよう勧めた（鹿児島県/Yさん）
- 咳が続く患者さんに消化器内科へ行ってもらって、逆食（逆流性食道炎）が見つかった（愛知県/Uさん）
「OTCを適切に服用しても改善しない」「継続的な胃の痛みで胃薬を定期購入している」といった患者さんなど、消化器症状から受診勧奨をしたという回答が複数みられました。
皮膚関連
- 皮膚疾患を内科で診てもらっていたため、専門医へ行くことを勧めた（大阪府/Sさん）
- ヘルペスや水虫の患者さまに、あまり効果の無い薬や用量不足で問い合わせしても、正しい用量で処方がなかった時などに、専門医への受診を勧めました（兵庫県/Hさん）
- 皮膚の炎症に市販の軟膏で対処していたので皮膚科に通うようにアドバイスしました（神奈川県/Mさん）
帯状疱疹やヘルペスなど、皮膚症状は専門医への受診勧奨との回答が多くありました。また、市販の軟膏やクリームを紹介し、改善しなければ受診を促すこともあるそうです。
泌尿器関連
- 抗生物質が必要な膀胱炎（福井県/Sさん）
- 年だから頻尿で1時間おきにトイレいくと言っておられて、前立腺肥大の可能性があるため勧奨した（富山県/Yさん）
- 腎機能の悪化より排尿障害が起こっていると感じた時（大阪府/Mさん）
- 痛風発作疑いの方がOTCの鎮痛薬をお求めになったため、受診を勧めました（北海道/Sさん）
- 市販の漢方を5日分服用したが、膀胱炎の症状が改善せず、と患者からTEL→受診勧奨。かかりつけの患者だったのでTRも送りました（富山県/Iさん）
頭痛
- 頭痛がかなり酷く、しかも
