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【特定薬剤管理指導加算】「イ(RMP)」「ロ(選定療養)」算定Q&A
特集クイズ

パーキンソン病・成人てんかん・小児神経発達症|答えて学ぼう特集クイズ

2021年11月号
特集Quiz

パーキンソン病の治療薬「薬剤の禁忌と注意点」を読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q1 L-ドパの説明として正しくないものは?

  • ジスキネジア発現リスクが高い
  • SSRIやSNRIと一緒に投与しない
  • 突発的睡眠を引き起こす可能性がある
Q1の答え 表示
  • SSRIやSNRIと一緒に投与しない

解説

SSRIやSNRIが禁忌なのはL-ドパではなくMAOB阻害薬。L-ドパの禁忌は閉塞隅角緑内障。

発作別に分類「成人てんかん治療の選択薬と副作用」を読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q2 次のうち正しいものは?

  • クロナゼパムは欠神発作に対する第一選択薬
  • バルプロ酸は焦点発作に対する第一選択薬
  • カルバマゼピンは他の抗てんかん薬との相互作用が多い
  • レベチラセタムは他の抗てんかん薬との相互作用が多い
Q2の答え 表示
  • カルバマゼピンは他の抗てんかん薬との相互作用が多い

解説

クロナゼパムは欠神発作ではなくミオクロニー発作の第一選択薬。バルプロ酸は全般発作の第一選択として用いられる。抗てんかん薬は相互作用が多いが、レベチラセタムやガバペンチン、トピラマート(200mg/日以下)は他の抗てんかん薬との相互作用が少ないとされる。

自閉スペクトラム症とADHDを含む、小児神経発達症の薬物療法を読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q3 ①~③の文章について、〇・×の組み合わせが正しいものは?

①コンサータとビバンセはADHD適正流通管理システムによって管理されている
②アトモキセチン塩酸塩の内用薬は水に希釈して服用する
③アリピプラゾールはパリペリドン含有経口剤との併用を避ける
  • ①〇 ②× ③×
  • ①× ②〇 ③×
  • ①〇 ②× ③〇
Q3の答え 表示
  • ①〇 ②× ③×

解説

①コンサータとビバンセの処方にあたり、処方医(医療機関)および調剤責任者(薬局)はADHD適正流通管理システムへの登録要。処方を受ける患者も当システムに登録してIDの発行を受け、処方時は薬局でIDの提示が必要。②アトモキセチン塩酸塩の内用薬は原液のまま服用。③リスペリドンはパリペリドンとの併用を避ける(同薬は活性代謝物がパリペリドンであり、併用により作用が増強するおそれ)。

この記事の冊子

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パーキンソン病の治療薬「薬剤の禁忌と注意点」

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てんかんの病態や治療、薬物療法による効果を含め、治療を行う医師が薬剤処方の実務を紹介しています。さらに薬剤の第一選択や副作用に関して網羅できる内容です。

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自閉スペクトラム症とADHDを含む、小児神経発達症の薬物療法

神経発達症の主な特性を踏まえ、子どもや養育者、医療関係者間でのコミュニケーションについて言及。処方される主な薬剤、剤形など分類別に掲載されています。

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パーキンソン病・成人てんかん・小児神経発達症|答えて学ぼう特集クイズ

特集「パーキンソン病の治療薬 薬剤の禁忌と注意点」、「発作別に分類 成人てんかん治療の選択薬と副作用」、「自閉スペクトラム症とADHDを含む、小児神経発達症の薬物療法」について正しく理解できていますか?クイズで確認してみましょう。

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