消化器疾患
消化器疾患に関連するさまざまな記事をご紹介します。-
特集
胃食道逆流症を理解する
消化器疾患のなかでも比較的有病率が高いとされる胃食道逆流症は、食生活の欧米化や肥満の増加などにより患者数が増えてきています。今回は胃食道逆流症について、逆流性食道炎や非びらん性逆流症(NERD)などの分類、主な症状や診断、重症度別の薬物治療などについて、栗林志行氏にお話を伺いました。
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カフェ
脂肪肝による心不全リスクと改善法
7月28日は「日本肝炎デー」。厚生労働省は、7月28日を含む1週間を「肝臓週間」とし、肝炎の病態や予防、治療などの正しい理解が進むよう普及・啓発を行い、肝炎ウイルス検査の受検を呼びかけています。沈黙の臓器とも呼ばれ、自覚症状が乏しい肝臓は、定期的なセルフチェックが大切です。
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特集
便秘に対する漢方薬のアプローチ
腹部の張りや痛み、残便感といった自覚症状はあるものの、医療機関には相談しづらく自己判断でOTC薬を使用していたり、満足のいく治療にはなかなかたどりつきにくい便秘。今回は、便秘に対してどのような漢方薬を活用することができるのか、便秘のタイプや症状に応じた漢方薬の選択、大黄を中心とした漢方薬に含まれる生薬に関する注意点などについて解説します。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【胃がん】化学療法は腫瘍縮小・病状の安定に寄与
近年、トラスツズマブなど分子標的薬の登場により、切除不能進行・再発胃がんに対する化学療法が進歩し、高い腫瘍縮小効果を期待できるようになったが、術後補助化学療法施行例を別とすれば、化学療法対象症例の多くは緩和療法に移行する。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【胃がん】副作用をマネジメントし、患者のQOLを高める薬剤師は“最後の砦”
国立がん研究センター がん対策情報センターによると、2016年の胃がんの罹患数予測は大腸がんに次いで2位(133,900人)、死亡数予測は肺がん、大腸がんに次いで3位(48,500人)である。国立がん研究センター東病院薬剤部の野村久祥氏に、近年、増加傾向にある外来化学療法における薬剤師の役割などについてお聞きした。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【逆流性食道炎】メカニズムを正しく理解しPPIを使いこなす
胃から食道への酸逆流が引き金となって発症する逆流性食道炎は良性疾患だが、胸やけ、呑酸症状は患者のQOLを著しく低下させる。今回は、日本医科大学大学院 医学研究科 消化器内科学 大学院教授の岩切勝彦氏に逆流性食道炎の原因、薬物療法、生活指導などについて解説していただいた。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【逆流性食道炎】意外に多い相互作用と重複投与 薬剤師のチェック機能に期待
逆流性食道炎について、今回は、日本医科大学付属病院 薬剤部の林 太祐氏に、治療に用いられるプロトンポンプ阻害薬(PPI)と他薬剤の相互作用、薬物療法を行っている患者への指導法などについて聞いた。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【大腸がん】高い生存率を支える薬物療法の進歩
大腸がんは日本人が最も罹患しやすいがんですが、適切な治療を受ければ完治が見込め、たとえ進行がんや他臓器に転移しても治療法を組み合わせることで長期間にわたり生存が可能であり、良質な生活を送ることもできます。その背景には、治療薬の開発や外科手術の進歩、医療関係者の献身的な働きがあります。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【大腸がん】患者の生活に寄り添った具体的な服薬指導を
大腸がんは他臓器に遠隔転移しても薬物療法と手術をうまく組み合わせて治癒も可能で、患者は外来通院で治療を続けることができます。がん・感染症センター都立駒込病院薬剤科の清美奈氏に大腸がん治療の現状や、薬剤師に期待される服薬指導のポイント、抗がん剤の副作用やその対応について伺いました。
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特集
炎症性腸疾患(IBD)最新治療とアドヒアランス向上の工夫
免疫学的研究の進歩により、難治性ではなくなりつつある疾患です。疫学や治療の歴史から最新の治療戦略を解説。オンライン診療の可能性についても示唆しています。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
「潰瘍性大腸炎」服薬アドヒアランス向上のポイントは?
服薬アドヒアランスの低下が多くの症例で疾患増悪の原因となっています。患者のアドヒアランス低下を防ぐための服薬指導の工夫とは?
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特集
大腸がん発見による内視鏡の役割とは
厚生労働省の人口動態統計によれば、日本の大腸がん死亡数は増加し続けおり、その対策が急がれています。そんな大腸がんの早期診断・早期治療に有用なのが大腸内視鏡です。
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Early Bird
生物学的製剤によって患者QOLが向上
自己免疫疾患の治療は診断技術や治療薬の開発によってこの10年で大きく進歩してきました。関節リウマチ、消化器領域、皮膚科領域の各専門医が自己免疫疾患治療における生物学的製剤の役割や将来展望について講演しました。
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特集
便秘症
高齢者や女性の多くが日常的に悩む身近な病気「便秘症」。我が国の慢性便秘症診療の今を解説いたします。