女性の更年期障害を知る
更年期には多様な症状が出現し、症状によっては日常生活に支障を来たすことも少なくありません。更年期障害で医療機関を受診する患者さんや症状の改善を求めてOTC薬を買いに来局する患者さんに接する機会や、ご自身の症状で気になっている方もいるのではないでしょうか。

提示物・勉強会資料に使える!製薬企業が提供する無料コンテンツ
前号で製薬企業が無料公開している医療画像提供WEBサイトを紹介したところ、多くの読者様から好評の声をいただきました。前号に引き続き院内/店内提示物や勉強会資料に使える無料の画像素材を提供している製薬企業のWEBサイトを紹介します。

新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(コロナ後遺症)
新型コロナウイルス感染症が世界的に流行して3年が経過しました。初期のウイルスから変異を繰り返し、これまでに感染拡大を何度も経験した現在、コロナ後遺症に悩む患者さんに接する機会のある薬剤師の方もいるのではないでしょうか。

新型コロナウイルス感染症の薬物療法とこれからの予防行動
感染制御がご専門で当初から新型コロナウイルス感染症の治療に携わってきた東京医科大学病院の中村造氏に、これからの新型コロナウイルス感染症治療と予防の考え方についてお話を伺いました。

今年も花粉症シーズンがやってきた
毎年2月頃から飛散し始めるスギ花粉や、その後に飛散するヒノキ花粉。今回は、花粉症に対する薬物療法の基本や、アレルゲン免疫療法や抗体薬の近年の動向などについて、日本医科大学 多摩永山病院 耳鼻咽喉科 准教授・部長 後藤穣氏に解説していただきました。

調剤薬局事務員の業務を広げることで薬剤師を対人業務に注力させ、会社利益を拡大する
現在、薬剤師においては対物業務から対人業務への移行が求められています。いち早く調剤薬局事務員の役割に着目し、その活用に踏み切ったHYUGA PRIME CARE株式会社の巣山貴裕氏に話を伺いました。

患者様のために調剤事務員ができること
薬剤師の補佐にとどまらず、調剤薬局の責任の一端を担う存在となることが期待されている『調剤薬局事務員』。その調剤薬局事務員として後進の指導に当たる清水万里氏に話を伺いました。

医療DXを考えるデータ利活用の現在とこれから
これまで電子カルテなどの導入により処方情報を初めとする診療情報の電子化が進められてきましたが、医療の各種データの共有や活用方法についてはまだ課題が多いのが実情です。日本における医療データの利活用の現状と将来に向けての取り組みについて大江和彦氏にお話しいただきました。

かゆみのメカニズムを理解する
「かゆみでは死なない」。このような認識からかゆみは痛みより軽視され、研究も大きく遅れをとっていました。しかし、痛みとは別にかゆみの神経伝達経路があることが発見されたことでかゆみ研究が進み、かゆみの発生メカニズムが徐々に明らかになってきました。順天堂かゆみ研究センターでかゆみ研究に携わる冨永光俊氏に現在までにわかっている知見について解説いただきました。

医療情報・システム基盤整備体制充実加算ポイント解説
政府のマイナンバーカード一体型健康保険証(マイナ保険証)の導入を加速させる方針もあり、今年10月に特例的な診療報酬改定により、マイナ保険証利用時の患者負担額を減額する「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」が新設されました。今回は新設された「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」の概要を解説します。

服薬指導に役立つ患者様向け資材特集 かゆみ編
かゆみの裏には様々な疾患が関連しています。本記事ではかゆみ関連の疾患の患者向け資材を紹介します。本誌面で紹介しきれない服薬指導や会話で役立つ情報の資材も多くありますのでぜひ探してみてください。

便秘に対する漢方薬のアプローチ
腹部の張りや痛み、残便感といった自覚症状はあるものの、医療機関には相談しづらく自己判断でOTC薬を使用していたり、満足のいく治療にはなかなかたどりつきにくい便秘。今回は、便秘に対してどのような漢方薬を活用することができるのか、便秘のタイプや症状に応じた漢方薬の選択、大黄を中心とした漢方薬に含まれる生薬に関する注意点などについて解説します。

慢性疼痛のメカニズムを理解する
慢性疼痛を抱える人は日本の成人人口の22.5%と推計されています。今回は、慢性疼痛のメカニズムと薬物療法、認知行動療法について、福島県立医科大学附属病院整形外科の二階堂琢也氏に解説いただきました。

薬剤使用期間中の患者フォローアップの実際<第2回>
2020年から義務化となった投薬後の患者フォローアップへの取り組みが本格化してきています。フォローアップシリーズの第2回は、埼玉県で4店舗を展開されている株式会社かくの木のかくの木薬局を取材し、コロナ禍でのフォローアップやフォローアップによる今後の展望などについてお話を伺いました。

薬剤師と製薬会社の距離を縮めるチャットボットを使いこなす!第3回
医療従事者への医薬品情報の新たな情報提供方法として、製薬企業で導入が進んでいるチャットボットについて、前号に引き続きチャットボットを導入する企業担当者に伺ったチャットボットの利用方法と特徴を解説します。

統合失調症を理解し、服薬指導ではなく服薬支援を
一昔前は統合失調症の治療は入院治療が中心でしたが、近年、外来が中心になりつつあります。それに伴い、保険薬局の薬剤師も統合失調症の患者さんに接する機会が増えています。

薬剤使用期間中の患者フォローアップの実際<第1回>
2020年から義務化となった投薬後の患者フォローアップ。診療報酬改定としても患者フォローアップなど対人業務を適切に評価するために服薬管理指導料が新設するなど、薬剤師によるフォローアップが本格化してきています。

小児だけではない食物アレルギーの最新情報
これから明らかになるであろうことも多い成人における食物アレルギーの実態について、主な原因物質や臨床現場の実際、日常生活での注意点、また小児期、思春期から成人への移行期の課題も含めて、昭和大学医学部内科学講座 呼吸器・アレルギー内科学部門 准教授の鈴木慎太郎氏にお話しいただきました。

スキンケア製品の物品販売
物販戦略シリーズの第4回はスキンケアです。保湿剤や日焼け止め、ハンドクリームなどのスキンケア製品を重点的に扱っているミキ薬局田端店は、女性だけでなく年齢や性別を問わず全ての方をサポートすることをコンセプトに、調剤薬局にショップを併設した形で物品販売を専門的に実施されています。

薬剤師と製薬会社の距離を縮めるチャットボットを使いこなす!
6月号で製薬企業に導入が進むチャットボットについて、薬剤師の利用実態を取り上げたところ、多くの反響をいただき、改めて新しい技術への期待をうかがわせる結果となりました。そこで今号では、各企業が提供するチャットボットに個別にスポットライトを当て、それぞれの特長や、有効的な活用方法について、各企業の担当者の声を交えてご紹介します。

関節リウマチ診療の最新の考え方
1999年のMTXの登場以降、生物学的製剤、JAK阻害薬が臨床に導入されたことで、関節リウマチ治療はパラダイムシフトを遂げたといえます。一昔前までは不治の病と考えられていた関節リウマチも寛解が可能な疾患になりました。

漢方薬の販売戦略
漢方薬は一般用医薬品としても身近な医薬品ですが、選択肢は数多く、薬剤師とのコミュニケーションでより安全に体調に合ったものを選択できます。今回は、漢方煎薬を中心に取扱い、来局者とのコミュニケーションを重視した販売体制を構築するタキザワ漢方廠執行役の宮田輝氏に販売戦略等についてお話を伺いました。

漢方薬を患者さんや地域の方のセルフメディケーションの要に
今回は漢方を専門とする国際中医師の資格を有し、漢方を中心としたセルフメディケーションの支援で地域医療に貢献したいと考えるはりま坂薬局の矢田有美氏にお話をお伺いしました。

要介護を食い止めるフレイル高齢者の薬物療法の秘訣
世界一の長寿国である日本では、いかに介護予防を行い、健康寿命を延ばしていくかが重要な課題となっています。要介護の前段階とされるフレイルについて、東京大学大学院医学系研究科老化制御学の小島太郎氏に解説いただきました。

スタッフ連携と物販コミュニケーションを生み出す仕掛けとは
物販面積は8坪ほどにも関わらず、約2年で物販の月平均売上が約50万円にまで成長した整形外科の門前にあるサイトウ薬局 うらわ岸町店の渡部 敦氏に実践方法とポイントをお話しいただきました。
