臨床・疾患
臨床判断を高める方法やポイントなどの "臨床・疾患" に関わる記事をご紹介します。-
特集
歯周病を知る
国民の8割が罹っているともいわれる歯周病。近年、歯周病と全身疾患が相互に影響を及ぼしていることが明らかになってきました。しかし、歯科と医科の連携は十分とはいえません。 プライマリーケアの最前線で患者の健康を支える薬剤師に、歯科から期待が寄せられています。 -
特集
薬剤師による歯科と医科の橋渡し
口腔ケアの目的は歯周病や齲歯の予防だけでなく、全身疾患の予防や重症化防止まで広がっており、プライマリーケアにおける薬剤師の役割に期待が高まっています。 -
特集
脳梗塞の急性期治療と再発予防
脳梗塞は脳卒中全体の薬75%を占めます。今特集では、脳梗塞の兆候、急性期の治療・リハビリ、再発予防など、発症前後の大綱を中心に、山王病院・山王メディカルセンター脳血管センター長で国際医療福祉大学教授の内山真一郎氏に解説して頂きました。 -
専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【肺炎】症状が乏しく見つけにくい高齢者の肺炎 原因菌を推定し経験的治療で抗菌薬投与
日本人の死因の第3位を占める肺がんは、高齢者の早期発見・治療の機会を逸しやすく、重症化する可能性が高い疾患です。埼玉医科大学感染症科・感染制御科教授の前﨑繁文氏に高齢者の肺炎診療の難しさや抗菌薬の使い方を解説頂きました。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【肺炎】抗菌薬を最後まで飲み切る服薬指導を重視
肺炎の治療では薬剤の適正使用が重要であり、薬剤師の介入が欠かせません。埼玉医科大学病院薬剤部の永野浩之氏に、服薬指導のポイントを解説して頂きました。
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ここに注目!知っているようで知らない疾患のガイセツ
小児の夏かぜ(プール熱、手足口病、ヘルパンギーナ)
毎年、夏に流行する代表的な小児のかぜに、咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、ヘルパンギーナがあります。3つの夏かぜについて、原因ウイルスの特徴や症状に合わせた治療のポイントを、調布小児科医会会長の佐々木伸彦氏に解説していただきました。
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特集
がん免疫療法のしくみ
手術、抗がん剤、放射線に次ぐ第4の治療法として期待される【がん免疫療法】。そのしくみや効果に関する基本的な知識、さらにがん免疫療法の最新の情報と課題、そして今後への展望を解説していただきました。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【COPD】デバイスの正しい指導で服薬アドヒアランスを維持・向上
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、主としてタバコ煙を吸入曝露することで生じる肺の炎症性疾患ですが、全身の炎症性疾患として捉える視点が重要です。今回は、COPDの治療と管理に造詣の深い専門家に、COPDの病薬連携、吸入指導、禁煙指導などについて解説していただきました。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【COPD】治療継続のポイントは患者の病気に対する正しい理解
COPDは症状をコントロールすることが重要な疾患です。コントロールすることで増悪を防ぎ、病気の進展を抑制できます。コントロールには患者の理解が重要です。今回は薬剤師に期待されている患者への服薬指導のポイントについて解説しております。
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ここに注目!知っているようで知らない疾患のガイセツ
特発性肺線維症
国の難病に指定されている「特発性肺線維症」(IPF)は、原因不明かつ不可逆的に進行する難治性肺疾患です。診断確定後の平均生存期間は3〜5年で、線維化の進行を抑制する薬物治療を中心に、患者さんの状態に応じた補助療法が行われています。
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特集
フレイルに備える
これまでは「歳のせい」として見過ごされてきた心身の衰えを、「健康」と「障害」の狭間にある「フレイル」という概念で位置付けることで、早めに警鐘を鳴らし、有効な介護予防につなげる試みがなされています。フレイル高齢者に対しては、多剤併用(ポリファーマシー)の改善などで、薬剤師が関われることが多くあります。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【糖尿病合併症】合併症の個別評価から血糖・脂質・血圧を総合的にみる
糖尿病に合併する疾患といえば、糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症の3大合併症が知られているが、高血糖による血管合併症は全身に及び、さまざまな臓器や器官が障害を受けます。しかし、合併症は糖尿病が発症する以前から始まっていることをうかがわせる研究結果も報告されています。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【糖尿病合併症】低血糖に注意し、アドヒアランス向上を目指す服薬指導
糖尿病の罹病期間が長い患者では3大合併症を罹患する可能性が高く、注意が必要です。東京慈恵会医科大学附属病院薬剤部の伊藤圭介氏に糖尿病の薬物治療や服薬指導などについてうかがいました。
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ここに注目!知っているようで知らない疾患のガイセツ
透析療法
慢性腎臓病(CKD)が進行して末期腎不全になると、腎代替療法が必要となります。腎代替療法の1つである透析療法は、腎臓に代わって血液を浄化する治療法ですが、腎臓の機能すべてを代替するものではないため、腎不全に伴うさまざまな合併症に対処することも必要です。
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特集
認知症は増え続ける早期介入で発症と進行を予防
認知症者数の増加とともに認知症の医療・介護に関わるコストは増大しており、2014年 時点で年間14.5兆円と、認知症の影響は社会的にも経済的にも非常に大きいことが指摘されています。認知症治療および予防の最新の考え方について、 国立長寿研究センター副院長の櫻井孝氏に解説いただきました。
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特集
女性のヘルスケアと深く関わる「ウロギネコロジー」とは?
日本語で「骨盤底婦人科学」と訳される「ウロギネコロジー」。おもに婦人科医が女性に特有な子宮脱や膣の垂脱(骨盤臓器脱)、尿もれや頻尿など骨盤底の不具合を診る専門領域で、妊娠・出産、子宮筋腫などの婦人科疾患が排尿の不具合に深く関わっています。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【糖尿病網膜症】糖尿病患者でも低い眼科受診率
近年、糖尿病網膜症の治療は失明予防からより良い視力の維持に主眼が置かれている。ただしQOV(Quality of vision)を維持するためには糖尿病患者が医師の指導にしたがって眼科検診を受けることが鍵だ。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【糖尿病網膜症】眼科受診勧奨も薬剤師の重要な役割
糖尿病網膜症などの手術目的で来院された患者への服薬指導のポイントや注意点について、西葛西・井上眼科病院薬局長で、眼科領域の薬剤師として15年の経験をもつ桐原陽子氏にお聞きしました。
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ここに注目!知っているようで知らない疾患のガイセツ
非アルコール性 脂肪肝炎
肝炎といえば、B型やC型などのウイルス性肝炎やお酒の飲み過ぎによるアルコール性肝炎でしたが、近年は、そのいずれにも該当しない「非アルコール性脂肪肝炎」の患者さんが増えています
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特集
古くて新しい漢方薬を知る
少し前まで漢方薬は、西洋医学では治せない疾患に対して使われることが多かったのが、臨床試験におけるエビデンスも蓄積されつつあり、新しい使い方も広がっています。幅広い領域における処方のポイントや注意点について専門家から最新の知見をお届けします。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【大腸がん】高い生存率を支える薬物療法の進歩
大腸がんは日本人が最も罹患しやすいがんですが、適切な治療を受ければ完治が見込め、たとえ進行がんや他臓器に転移しても治療法を組み合わせることで長期間にわたり生存が可能であり、良質な生活を送ることもできます。その背景には、治療薬の開発や外科手術の進歩、医療関係者の献身的な働きがあります。
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専門医+エキスパートに聞くよりよい服薬指導のための基礎知識
【大腸がん】患者の生活に寄り添った具体的な服薬指導を
大腸がんは他臓器に遠隔転移しても薬物療法と手術をうまく組み合わせて治癒も可能で、患者は外来通院で治療を続けることができます。がん・感染症センター都立駒込病院薬剤科の清美奈氏に大腸がん治療の現状や、薬剤師に期待される服薬指導のポイント、抗がん剤の副作用やその対応について伺いました。
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ここに注目!知っているようで知らない疾患のガイセツ
血友病
血友病は昔から知られている遺伝性疾患で、関節内への自然出血や外傷時の出血が止まりにくく、また頭蓋内出血などの深部出血が生じやすいことから、かつては予後不良の疾患でした。しかし、治療薬の進歩により近年は健常者と同じような生活を過ごせるようになっています。
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特集
長引く咳の 原因と対応
長引く咳の原因と対応について、最新情報も含めて、筑波大学医学医療系臨床医学域呼吸器内科教授の檜澤伸之氏に解説していただきました。