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くしゃみの法則

2018年7月号
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くしゃみは、無防備にしても、鼻をつまんでしても危険

欧米に旅行や仕事で訪れた際、くしゃみをしたときに周りの人から声をかけられたことはありませんか。たとえば、イギリスやアメリカでは「Bless you(ブレス・ユー:神の祝福あれ)」、フランスでは「Que dieu te [vous] bénisse!(ク・デュー・トゥ(ヴ)・ベニス:神のご加護がありますように)」、イタリアでは「Salute!(サルーテ:ご健康を!)」などです。これは昔、くしゃみをすると魂が抜け出て、代わりに悪魔が入り込むという言い伝えがあり、それを防ぐために周りの人が言葉をかける習慣が生まれた、といわれています。
中世の日本でもくしゃみをした本人、またはその近くにいた人が、「くさめ」という呪文を唱え、厄除けをする習わしがあったようです。これも、くしゃみをすると魂が抜け出て、寿命が縮まると信じられていたからです。「くさめ」自体の語源は明らかになっていませんが、その後、くしゃみという行為そのものをあらわす言葉になりました。
くしゃみの原因としては、鼻粘膜に対する物理的な刺激やアレルギー反応などが挙げられ、太陽光などの強い光刺激でも起こります。また最近では、「寒暖差アレルギー」によるくしゃみ、鼻水、鼻づまりも注目されています。花粉症などの一般的なアレルギーはアレルゲンに反応して起こりますが、寒暖差アレルギーはアレルゲンやウイルスは関係ありません。昨日までは気温が高かったの…

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実は危険!? くしゃみの法則

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