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エキスパートクイズ

婦人科月経関連疾患|答えて学ぼうエキスパートクイズ

2019年7月号
婦人科月経関連疾患|答えて学ぼうエキスパートクイズの画像

月経困難症・PMS(月経前症候群)/PMDD(月経前不快気分障害)を読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q1 以下の文章の( )内に当てはまる用語を答えよ

LEP製剤は、1日1錠を(❶)に、定められた日数の間、経口投与する。休薬期間の定められた製剤は、休薬期間を含めて1周期とし、休薬後は(❷)が終わっているか続いているかに関わらず、次の周期の投与を開始する。
飲み忘れ等がないよう、十分な服用方法の指導が重要となる。万一前日の飲み忘れに気づいた場合は、(❸)に飲み忘れた分を服用。当日分は(❹)に服用する。2日以上服用を忘れた場合は、前日分の1錠は(❺)に服用、当日分は(❻)に服用する。その後は当初の服薬スケジュール通りとする。

Q1の答え 表示

LEP製剤は、1日1錠を(❶ 毎日一定の時刻)に、定められた日数の間、経口投与する。休薬期間の定められた製剤は、休薬期間を含めて1周期とし、休薬後は(❷ 出血)が終わっているか続いているかに関わらず、次の周期の投与を開始する。
飲み忘れ等がないよう、十分な服用方法の指導が重要となる。万一前日の飲み忘れに気づいた場合は、(❸ 直ち)に飲み忘れた分を服用。当日分は(❹ 通常の服薬時刻)に服用する。2日以上服用を忘れた場合は、前日分の1錠は(❺ 気付いた時点)に服用、当日分は(❻ 通常の服薬時刻)に服用する。その後は当初の服薬スケジュール通りとする。

更年期障害を読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q2 以下の文章の( )内に当てはまる用語を答えよ

HRTでは、(❶)を有する女性に対しては、(❷)や(❸)発症予防のために、(❹)単独投与ではなく(❺)併用投与が必要となる。併用投与のうち、周期的投与法では定期的な(❻)がみられることが多い。持続的投与法では(❼)に不正出血がみられるが、継続することで消失する。

Q2の答え 表示

HRTでは、(❶ 子宮)を有する女性に対しては、(❷ 子宮内膜増殖症)や(❸ 子宮体がん)発症予防のために、(❹ エストロゲン)単独投与ではなく(❺ 黄体ホルモン)併用投与が必要となる。併用投与のうち、周期的投与法では定期的な(❻ 出血)がみられることが多い。持続的投与法では(❼ 投与初期)に不正出血がみられるが、継続することで消失する。

更年期障害を読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q3 HRTの禁忌例で誤っているものを2つ選べ

  • 1 現在の乳がん
  • 2 卵巣がん既往
  • 3 60歳以上または閉経後10年以上の新規投与
  • 4 原因不明の不正性器出血
  • 5 脳卒中の既往
Q3の答え 表示
23

解説

②、③は慎重投与例。

出題者よりコメント

薬局においても、できるだけ「OC・LEP初回処方時問診チェックシート」及び「HRT問診票」を使って禁忌例や慎重投与例に当てはまらないかどうか、再度確認することが望ましいです。また、リスクとベネフィットをよく理解し、患者さんが不安なく服用を続けられるよう、丁寧に説明しましょう。

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