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【特定薬剤管理指導加算】「最初に処方された1回に限り算定」って?
特集クイズ

高血圧治療アプリ・2型糖尿病の新薬|答えて学ぼう特集クイズ

2021年12月号
特集Quiz

高血圧治療アプリの仕組みと効果「新薬の適応と副作用」を読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q1 高血圧治療ガイドライン2019について正しいものは?

  • 正常域血圧の範囲を3つに分類している。
  • 診察室血圧120-129 / 80-85mmHgを正常血圧とする
  • かつての至適血圧が正常血圧である
Q1の答え 表示
  • かつての至適血圧が正常血圧である

解説

2014年時点では正常域の血圧は3つに分類されていたが、高血圧治療ガイドライン2019では正常血圧(診察室血圧)は<120かつ<80mmHgの1分類のみとされている。

高血圧治療アプリの仕組みと効果「新薬の適応と副作用」を読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q2 降圧薬の選択について正しいものは?

  • 種類の異なる降圧薬の併用よりも1種類の降圧薬を増量する方が効果が大きい
  • Ca拮抗薬とβ遮断薬は狭心症に対し積極的適応
  • 利尿薬はタンパク尿/微量アルブミン尿を有するCKDに対し積極的適応
  • サクビトリルバルサルタンは高血圧治療の第一選択薬
Q2の答え 表示
  • Ca拮抗薬とβ遮断薬は狭心症に対し積極的適応

解説

利尿薬が積極的適応になるのは、左室駆出率(LVEF)の低下した心不全(サイアザイド系利尿薬)。サクビトリルバルサルタンは過度な血圧低下のおそれ等があるため、高血圧治療では原則第一選択薬としない。

2型糖尿病の新薬「イメグリミンの推定作用機序と他剤併用」を読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q3 イメグリミンについて次のうち正しくないものは?

  • 臨床試験においてDPP-4阻害薬との併用時に最も大きな効果を示した
  • 膵β細胞におけるNAD+を増加させる
  • インスリン製剤との併用時は消化器症状に留意する(重大な副作用)
Q3の答え 表示
  • インスリン製剤との併用時は消化器症状に留意する(重大な副作用)

解説

イメグリミンは、ビグアナイド系薬剤と併用した場合、他の糖尿病用薬との併用療法と比較して消化器症状が多く認められたため併用薬剤の選択時には留意(重要な基本的な注意)。

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