薬剤師トップ  〉 ファーマスタイル  〉 クイズ  〉 特集クイズ  〉 歯周病|答えて学ぼう特集クイズ
check
薬剤師がおさえておきたい注目の記事
ハイリスク薬加算の薬歴の書き方は?服薬指導例についても解説
特集クイズ

歯周病|答えて学ぼう特集クイズ

2022年5月号
特集Quiz

歯周病を知るを読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q1 次のうち、歯周病の説明として正しいものは?

  • 歯周病の患者数は8020運動によって以前よりは減っている。
  • 正常な歯の状態では歯肉のポケットに溜まった歯周病菌は水分補給により洗い流される。
  • 歯肉炎では歯周組織の破壊や歯槽骨の吸収が始まる。
  • 歯周炎では歯肉炎で縁上に限局していたプラークが縁下まで広がる。
Q1の答え 表示
  • 歯周炎では歯肉炎で縁上に限局していたプラークが縁下まで広がる。

解説

8020運動によって歯が残存する傾向にあり、そのために歯周病の患者数はむしろ増加していると考えられている。正常な歯の状態では歯周病菌は唾液によって洗い流される。歯周組織の破壊や歯槽骨の吸収は、歯肉炎ではなく歯周炎に進行した段階で生じる。

歯周病を知るを読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q2 次のうち、歯周病の説明として正しくないものは?

  • 歯周病によって炎症性サイトカインのTNF-αなどが産生され、それによりインスリンの働きが阻害され、血糖コントロールに影響を及ぼす。
  • 歯周病菌が血管内皮細胞や平滑筋細胞などの血管構成細胞を傷害する。
  • 歯周病菌のS. aureusはアルツハイマー病の患者さんの脳幹や大脳皮質での検出率が有意に高いことが報告されている
  • 歯周病が膵がん、胃がん、肺がんなどの発症リスクを上昇させるという研究報告がある。

この記事の関連キーワード

この記事の冊子

特集

歯周病を知る

国民の8割が罹っているともいわれる歯周病。近年、歯周病と全身疾患が相互に影響を及ぼしていることが明らかになってきました。しかし、歯科と医科の連携は十分とはいえません。 プライマリーケアの最前線で患者の健康を支える薬剤師に、歯科から期待が寄せられています。

歯周病を知るの画像
特集

薬剤師による歯科と医科の橋渡し

口腔ケアの目的は歯周病や齲歯の予防だけでなく、全身疾患の予防や重症化防止まで広がっており、プライマリーケアにおける薬剤師の役割に期待が高まっています。

薬剤師による歯科と医科の橋渡しの画像
Special Report

薬局の物販戦略【第1回】薬局物販の基礎固め

生活習慣や健康上の課題に対して処方薬以外の提案や、未病へのアプローチなど薬局に求められる役割が広がっています。そこで物販への挑戦を考える薬局も多いのではないでしょうか。今回は、調剤薬局に向けて物販のあり方・取り組み方法などの講演を実施している株式会社YRK andの森本 和也氏に薬局物販のポイントについてお話しいただきました。

薬局の物販戦略【第1回】薬局物販の基礎固めの画像
意識調査

【薬剤師 意識調査】皮膚疾患の服薬指導

皮膚疾患の服薬指導に関して薬剤師がどのような課題を感じ、対応しているかを医療従事者専用サイト「m3.com」の薬剤師会員にアンケート調査を実施しました。

【薬剤師 意識調査】皮膚疾患の服薬指導の画像
カフェ

「歯磨き時の口腔ケア用品の選択」 ファーマスタイルカフェVol.12

もはや国民病ともいえる「歯周病」。歯肉出血を有する人の割合は15歳以上で30%を超え、若年期から歯周病予防を行うことが今後さらに求められます。今回のファーマスタイルカフェでは、歯磨きに用いる主な口腔ケア用品の選択と使用時のポイントをご紹介しております。

「歯磨き時の口腔ケア用品の選択」 ファーマスタイルカフェVol.12の画像
特集クイズ

歯周病|答えて学ぼう特集クイズ

特集「歯周病を知る」について正しく理解できていますか?クイズで確認してみましょう。

歯周病|答えて学ぼう特集クイズの画像

この記事の関連記事

人気記事ランキング