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【特定薬剤管理指導加算】「最初に処方された1回に限り算定」って?
特集クイズ

統合失調症|答えて学ぼう特集クイズ

2022年9月号
特集Quiz

統合失調症を理解し、服薬指導ではなく服薬支援をを読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q1 次のうち、統合失調症の薬物療法として正しいものは?

  • 日本では90%以上が単剤で処方されている
  • クエチアピンの適応は治療抵抗性統合失調症
  • SCAP法はリスペリドンを基準とした力価に換算して減量速度を決定する
  • 持効性注射剤は治療継続が期待でき再発率が低いもののまだ十分には活用されていない
Q1の答え 表示
  • 持効性注射剤は治療継続が期待でき再発率が低いもののまだ十分には活用されていない

解説

統合失調症の3割程度は抗精神病薬への反応が乏しいこともあり、日本での単剤処方率は半数以下と低い。
治療抵抗性統合失調症を適応とするのは、クエチアピンではなくクロザピン
SCAP法ではリスペリドンではなくクロルプロマジンを基準とした力価に換算して減量速度を決定。

統合失調症を理解し、服薬指導ではなく服薬支援をを読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q2 次のうち、統合失調症の説明として正しくないものは?

  • 主な症状は、幻覚、妄想、自閉、感情平板化、自発性欠如、注意散漫、記憶障害など
  • 幻覚や妄想からはじまり、不眠、聴覚過敏、焦り、不安へ移行し、意欲や自発性の低下、感情表出欠如が発現する
  • 薬物療法として基本的に抗精神病薬が用いられる
  • 非定型抗精神病薬が統合失調症の第一選択薬と考えられている
Q2の答え 表示
  • 幻覚や妄想からはじまり、不眠、聴覚過敏、焦り、不安へ移行し、意欲や自発性の低下、感情表出欠如が発現する

解説

幻覚や妄想などは、不眠、聴覚過敏、焦り、不安などの症状の後に発症することが多い

統合失調症を理解し、服薬指導ではなく服薬支援をを読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q3 記事で挙げた薬剤師における統合失調症のスティグマとは?

  • 統合失調症の患者は危険
  • 統合失調症の患者には余計なことをいってはいけない
  • 統合失調症の患者には丁寧に説明しないとならない
  • 統合失調症の患者は薬を飲み過ぎる
Q3の答え 表示
  • 統合失調症の患者には余計なことをいってはいけない

解説

統合失調症の患者は、薬剤師にもいろいろ相談したいが忙しいのか無視されているのか、目すら合わせず話も事務的に終わってしまうという経験を持つ者がいた。一方、薬剤師は「あまり余計なことをいってはいけないと思い、事務的な態度になっていた」という実態があったという。

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