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【特定薬剤管理指導加算】「イ(RMP)」「ロ(選定療養)」算定Q&A
エキスパートクイズ

骨粗鬆症|答えて学ぼうエキスパートクイズ

2019年5月号
骨粗鬆症|答えて学ぼうエキスパートクイズの画像

Part.1 骨粗鬆症を読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q1 骨粗鬆症治療薬として誤っているものはどれか?

  • a 活性型ビタミンD3製剤
  • b ビスホスホネート製剤
  • c 選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)
  • d 副甲状腺ホルモン製剤
  • e ヒアルロン酸製剤
Q1の答え 表示

eヒアルロン酸製剤

解説

ヒアルロン酸製剤は、変形性膝関節症や肩関節周囲炎、関節リウマチにおける膝関節痛に適応はあるものの、骨粗鬆症の適応はない。

Part.1 骨粗鬆症を読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q2 次のうち、正しいものはどれか?

  • a 骨芽細胞は骨吸収を行う
  • b 破骨細胞は骨形成を行う
  • c 成人になると骨の代謝は停止する
  • d 閉経後には骨吸収と骨形成のバランスが崩れる
Q2の答え 表示

d閉経後には骨吸収と骨形成のバランスが崩れる

解説

骨吸収を行うのは破骨細胞で、骨形成を行うのが骨芽細胞。また、骨の代謝は基本的に一生涯続く。

Part.1 骨粗鬆症を読んで、正しく理解できたかチエックしてみましょう!

Q3 次の文章の( )にあてはまる言葉を答えよ

骨粗鬆症を予防するためには牛乳・大豆などに多く含まれる(❶)、キクラゲ・鮭などに多く含まれる(❷)、納豆・ブロッコリーなどに多く含まれる(❸)、その他にもマグネシウム・蛋白質・ビタミンCの摂取が推奨されている。 また、加工食品・清涼飲料水に多く含まれる(❹)やナトリウム、カフェイン、アルコールの過剰摂取には注意が必要である。

Q3の答え 表示

骨粗鬆症を予防するためには牛乳・大豆などに多く含まれる(❶ カルシウム)、キクラゲ・鮭などに多く含まれる(❷ ビタミンD)、納豆・ブロッコリーなどに多く含まれる(❸ ビタミンK)、その他にもマグネシウム・蛋白質・ビタミンBの摂取が推奨されている。
また、加工食品・清涼飲料水に多く含まれる(❹ リン)やナトリウム、カフェイン、アルコールの過剰摂取には注意が必要である。

解説

カルシウムとビタミンDを組み合わせることで、骨密度上昇効果や骨折予防効果が得られたことが海外で報告されている。また、ビタミンKは、骨にある蛋白質を活性化し、骨形成を促すことも知られている。一方で、リンの過剰摂取はカルシウムの吸収を抑制すると考えられている。

出題者よりコメント

骨粗鬆症治療薬のラインナップを覚える事が重要です。
それぞれの薬がどのように作用しているかの理解ができると、自ずと副作用の理解も深まると思います。また栄養の知識は重要でビタミンDの役割、必要カルシウム量などの理解はしていただきたいと思います。

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