
(1)乳酸菌 (2)ビフィズス菌 (3)糖化菌 (4)酪酸菌
古くて新しい漢方薬を知る
少し前まで漢方薬は、西洋医学では治せない疾患に対して使われることが多かったのが、臨床試験におけるエビデンスも蓄積されつつあり、新しい使い方も広がっています。幅広い領域における処方のポイントや注意点について専門家から最新の知見をお届けします。

【大腸がん】高い生存率を支える薬物療法の進歩
大腸がんは日本人が最も罹患しやすいがんですが、適切な治療を受ければ完治が見込め、たとえ進行がんや他臓器に転移しても治療法を組み合わせることで長期間にわたり生存が可能であり、良質な生活を送ることもできます。その背景には、治療薬の開発や外科手術の進歩、医療関係者の献身的な働きがあります。

【大腸がん】患者の生活に寄り添った具体的な服薬指導を
大腸がんは他臓器に遠隔転移しても薬物療法と手術をうまく組み合わせて治癒も可能で、患者は外来通院で治療を続けることができます。がん・感染症センター都立駒込病院薬剤科の清美奈氏に大腸がん治療の現状や、薬剤師に期待される服薬指導のポイント、抗がん剤の副作用やその対応について伺いました。

血友病
血友病は昔から知られている遺伝性疾患で、関節内への自然出血や外傷時の出血が止まりにくく、また頭蓋内出血などの深部出血が生じやすいことから、かつては予後不良の疾患でした。しかし、治療薬の進歩により近年は健常者と同じような生活を過ごせるようになっています。

女性のヘルスケアと深く関わる「ウロギネコロジー」とは?
日本語で「骨盤底婦人科学」と訳される「ウロギネコロジー」。おもに婦人科医が女性に特有な子宮脱や膣の垂脱(骨盤臓器脱)、尿もれや頻尿など骨盤底の不具合を診る専門領域で、妊娠・出産、子宮筋腫などの婦人科疾患が排尿の不具合に深く関わっています。

【糖尿病網膜症】糖尿病患者でも低い眼科受診率
近年、糖尿病網膜症の治療は失明予防からより良い視力の維持に主眼が置かれている。ただしQOV(Quality of vision)を維持するためには糖尿病患者が医師の指導にしたがって眼科検診を受けることが鍵だ。

【糖尿病網膜症】眼科受診勧奨も薬剤師の重要な役割
糖尿病網膜症などの手術目的で来院された患者への服薬指導のポイントや注意点について、西葛西・井上眼科病院薬局長で、眼科領域の薬剤師として15年の経験をもつ桐原陽子氏にお聞きしました。

非アルコール性 脂肪肝炎
肝炎といえば、B型やC型などのウイルス性肝炎やお酒の飲み過ぎによるアルコール性肝炎でしたが、近年は、そのいずれにも該当しない「非アルコール性脂肪肝炎」の患者さんが増えています

フレイルに備える
これまでは「歳のせい」として見過ごされてきた心身の衰えを、「健康」と「障害」の狭間にある「フレイル」という概念で位置付けることで、早めに警鐘を鳴らし、有効な介護予防につなげる試みがなされています。フレイル高齢者に対しては、多剤併用(ポリファーマシー)の改善などで、薬剤師が関われることが多くあります。

【糖尿病合併症】合併症の個別評価から血糖・脂質・血圧を総合的にみる
糖尿病に合併する疾患といえば、糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症の3大合併症が知られているが、高血糖による血管合併症は全身に及び、さまざまな臓器や器官が障害を受けます。しかし、合併症は糖尿病が発症する以前から始まっていることをうかがわせる研究結果も報告されています。

【糖尿病合併症】低血糖に注意し、アドヒアランス向上を目指す服薬指導
糖尿病の罹病期間が長い患者では3大合併症を罹患する可能性が高く、注意が必要です。東京慈恵会医科大学附属病院薬剤部の伊藤圭介氏に糖尿病の薬物治療や服薬指導などについてうかがいました。

透析療法
慢性腎臓病(CKD)が進行して末期腎不全になると、腎代替療法が必要となります。腎代替療法の1つである透析療法は、腎臓に代わって血液を浄化する治療法ですが、腎臓の機能すべてを代替するものではないため、腎不全に伴うさまざまな合併症に対処することも必要です。

アトピー性皮膚炎患者を調査
アトピー性皮膚炎患者は激しいかゆみと外見から精神面、生活面で多くの悩みを抱えているが、患者が症状からくるつらさを医師に十分に伝えられていない状況が浮き彫りになっている。

マジカルナンバーの法則
人間は、瞬間的にどれくらいの情報量を記憶できるか、 この短期記憶の限界について研究し、論文を発表したジョージ・A・ミラーの論文タイトルから「7±2」はマジカルナンバーとして、一般に広く知られるようになりました。
