Q1 ガスター10を2週間以上継続使用すべきでない理由は?
一般用医薬品の『ガスター10(ファモチジン)』は、2週間を超えて使い続けないように使用制限がされている。この理由として正しいのはどれか。
- A 薬に依存性があるから。
- B 肝臓に大きな負担をかける恐れがあるから。
- C 腎臓に大きな負担をかける恐れがあるから。
- D 胃がんなどの疾患を見逃す恐れがあるから。
- E 身体に蓄積するため休薬する必要があるから。
Q2 市販の『ロキソニンS』と医療用の『ロキソニン』、違いは?
OTC医薬品の『ロキソニンS』は、医療用の『ロキソニン』と比べて、製剤上どういった違いがあるか。
- A 1錠あたりの「ロキソプロフェン」の量が少ない
- B 有効成分が「アセトアミノフェン」になっている
- C 解熱鎮痛薬だけでなく、制酸薬も配合されている
- D 水なしで飲めるように工夫されている
- E 製剤上の違いはない
Q3 狭心症薬「ニトログリセリン」を飲み込んでしまうと?
『ニトロペン』などの硝酸薬は、舌下において使う必要がありますが、誤って飲み込んでしまった場合、どのような影響が考えられるか。
- A 効き目はほとんど変わらないが、副作用が出やすくなる
- B 効き目は1時間以上経ってからでないと現れなくなる
- C 効き目はほとんど期待できなくなる
Q4 混ぜるとイソバイドシロップが飲みやすくなるのは?
めまいの治療などに用いる『イソバイドシロップ』は、強い酸味と苦味で飲みづらいことで有名です。次のうち、混ぜることで一般的に飲みやすくなるとされているのはどれか。
- A 野菜ジュース
- B オレンジジュース
- C コーヒー
- D 牛乳
- E 緑茶
Q5 ハロペリドールの投与が禁忌の疾患は?
次の疾患のうち、抗精神病薬「ハロペリドール」製剤の投与が、添付文書上で禁忌に指定されているのはどれか。
- A パーキンソン病
- B アルツハイマー型認知症
- C レストレスレッグス症候群
- D 睡眠時無呼吸症候群
- E 閉塞隅角緑内障
Q6 オメプラゾール錠を砕いてはいけない理由は?
PPIの「オメプラゾール」の錠剤は、噛んだり砕いたりせずに服用する必要がある。その理由は、次のうちどれか。
- A 有効成分がゆっくり溶け出す徐放性の錠剤であるため
- B 腸で溶けるように設計された腸溶錠であるため
- C 有効成分に強烈な苦味と匂いがあるため
- D 湿気に極めて弱く、すぐに吸湿してしまうため
Q7 ベンザルコニウムを含まない点眼液は?
次の点眼液うち、含水性のソフトコンタクトレンズに吸着する恐れのある、「ベンザルコニウム塩化物」を含まないのはどれか。
- A アレジオン点眼液0.05%
- B ケタス点眼液0.01%
- C パタノール点眼液0.1%
- D リザベン点眼液0.5%
- E リボスチン点眼液0.025%
Q8 レルベア100の2回吸入と200の1回吸入で違いは?
ステロイド・β2刺激薬の配合吸入薬である『レルベア』には100と200の規格がある。100を2回吸入する場合と200を1回吸入する場合では、各薬剤の投与量に違いがあるか。
- A ステロイドの量もβ2刺激薬の量も同じである
- B ステロイドの量のみ異なる
- C β2刺激薬の量のみ異なる
- D ステロイドの量もβ2刺激薬の量も異なる
Q9 卵アレルギーの児、インフルエンザワクチン接種は可能?
インフルエンザワクチンは製造工程で卵を用いるが、卵アレルギーのある小児に接種は可能か。
- A 可能である
- B 可能でない
- C アレルギーの程度による
Q10 レボチロキシンのより効果的な服用タイミングは?
甲状腺機能低下症に用いる「レボチロキシン」は、1日1回で服用する薬であるが、朝と就寝前のどちらで服用するほうが、甲状腺ホルモンのレベルを改善できると報告されているか。
- A 朝
- B 就寝前
- C どちらも差はない